5-5 Class-S:構造・素材加工
定義
MTPを素材の内部構造に作用させ、形状・組成・強度を制御するクラス。精密な制御精度を要求する「職人」のクラス。
作用機序
MTPが素材の結晶格子・粒界に作用し:
焼結の加速 → 粉体を熱・圧力なしに固める
相変化の誘導 → 固体を液体に、液体を固体に
凝集・析出 → 溶液中の特定成分を取り出す
脆化・切断 → 粒界へのMTP集中で構造を弱める
素材制約
Class-Sは無から有を生み出さない。加工できるのは存在する素材のみ。
✅ 可能な加工
岩石を砕く・成形する
金属を曲げる・焼結する
木材の繊維を並べ直す
塩・鉱物の結晶化を促進する
❌ 不可能な加工
存在しない素材を生成する
元素の変換(錬金術的な変性)
有機物の複雑合成(生命の人工合成)
特殊応用:素材鑑定
Class-Sの高習熟者は「読む」行為が可能になる。素材にMTPを微弱に流すことで、内部構造・組成・強度の情報をフィードバックとして受け取る。鉱山師・考古学者・武器鍛冶に重宝される応用技術。
タイプ別適性
S型との親和性が高い(精密な連続制御を要するため)。B-Out型が習得した場合、爆発的な素材破壊に特化する傾向がある。