5-3 Class-B:身体強化

定義

MTPを体内に留め、身体機能の一時的増強に充当するクラス。In型との相性が最も高い。

作用機序

MTPが筋膜・腱・神経系の内部経路(MTP誘導管)に流れ込み、以下の機能を増強する。

【強化できる機能】

運動単位同期率の向上
  → 同一タイミングで動く筋線維数が増加
  → 「力」として体感される

腱弾性の活用効率向上
  → アキレス腱や膝蓋腱のバネ成分を最大利用
  → 「速さ・跳躍力」として体感される

視覚処理の時間分解能向上
  → サッカード(眼球の素速い移動)の精度↑
  → 「相手の動きがよく見える」として体感される

反応閾値の低下
  → 運動野の発火閾値を下げる
  → 「先読み」的な早期反応が可能になる

物理的制約

  • 筋線維そのものの断面積は増えない(数週間の筋肥大は別の話)
  • 骨格・関節の構造的限界は超えられない(過剰強化は靭帯・骨折のリスク)
  • 持続時間は個体のS/B型に強く依存する

安全限界

強化部位 過負荷時のリスク
筋肉全体 横紋筋融解症(重篤)
腱・靭帯 断裂(不可逆)
神経系 過同期による痙攣・ブラックアウト
視覚系 閃光様障害(一時的)、重篤例で網膜剥離

Fail-Safe:皮膚温42℃超、または心拍数170超で自律反射による自動遮断が発動する。訓練の目的の一つは「この閾値の手前で自ら止める感覚」の習得である。

タイプ別適性

タイプ 適性 備考
S-In 長時間維持が得意
B-In 瞬間火力が高い
S-Out 配分の工夫次第
B-Out MTPが外部に向きやすく維持困難
Hybrid バランス型